近年、ケルト神話に熱い注目が集まっています。これまでも、「ロード・オブ・ザ・リング」や「ハリー・ポッター」などのファンタジー作品を通してその世界観に魅了され、源流であるケルト神話に辿り着く人たちも少なからずいましたが、ここ数年のケルト神話ブームにもっとも火をつけたのは、ゲーム作品「Fateシリーズ」です。

「Fateシリーズ」は、ゲームブランドTYPE-MOONによるRPG作品シリーズで、2004年に発売された「Fate/stay night」から様々な続編や派生作品が作られています。特に、2015年に初のスマートフォン向け作品「Fate/Grand Order」(FGO)がリリースされると広く一般にも普及し、アニメや映画などのメディアミックス企画も多数生まれています。
このシリーズでは、「マスター」と呼ばれる魔術師が、「サーヴァント」と呼ばれる使い魔を使役して戦いを繰り広げるのですが、そのサーヴァントや物語に関わるキャラクターとして、ケルト神話やそこからの影響を強く受けた「アーサー王伝説」の英雄達が多数登場します。そこからオリジナルのケルト神話について深く興味を持つ人たちが生まれています。

今回は、その登場人物の中から「クー・フリン」、「フィン・マックール」、「メイヴ」、「ディルムッド」、「トリスタン」にまつわるゆかりの地を、アイルランド公認ナショナル・ツアーガイドである山下直子さんにご案内していただきました。

特集記事はこちらからご覧ください→ http://www.plankton.co.jp/gyre/Fate/

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