| 	●OKI(1) トゥゲ・ゴ・ボーゲ - Super Tonkori Remix<オリジナル『トゥゲ・ゴ・ボーゲ』収録>
 OKIのトンコリをフィーチャーして、オーガニック度200%の心地良いサウンドに生まれ変わったキーラの代表曲。今回のリミックス・プロジェクトのきっかけを作り、また新作『キーラ&OKI』へと発展させた重要曲。
 「いじらずにはいられない!!と思わせるラブリーなキーラ・サウンドを、さらにスイートに、時にはほろ苦い味付けもほどこし仕上げたルーツなキーラ・サウンドをでかい音でお楽しみください」(OKI)
 ●細海魚(2) アン・ティオマナイ - sakana_rmx_ii <オリジナル『レモネード・アンド・バンズ』収録>
 (11)トゥゲ・ゴ・ボーゲ - sakana_rmx <オリジナル『トゥゲ・ゴ・ボーゲ』収録>
 2曲ともリミックス名はリミキサーの細海魚の名前から付けられているが、タイトル通り、魚になって海を泳いでいるような気持ちいいアンビエント・サウンド。この2曲は(1)と共に今回のプロジェクトのきっかけとなった。
 「kila - cdr - hiroshi - cdr - sakana - wav - 48 - 16 - dsp - love - bit - die - crash - pose - velocity - grain - cut - rmx - resonance - of - forms - tc - k - peak - 44.1 - 16 - cdr - iuchi - thx」(細海魚)
 ●ミト(クラムボン)(3) ブリズ・エーカー - Aeolian, Enchantment & Ceremony mix <オリジナル『ルナパーク』収録>
 原曲の形をほとんどとどめていないが、サウンド・雰囲気はまさしくキーラそのもの。キーラの宇宙的なグルーヴと、ノイズからポップジャンルを超えるミトのセンスとが見事に合体!!
 「彼らの凄いところは、ともすれば感傷的になりやすい古典音楽をベースとしながら、全く刹那を感じることなくダンスミュージックとして聴かせてくれること。そこをよりシンプルに提示できたらと考えていた自分を再確認したような気がします」(ミト)
 ●井上薫(4) 夜を吹き飛ばせ - Kaoru Inoue remix <オリジナル『ルナパーク』収録>
 リズム隊を強調して、オリジナル版でほとんど聞こえなかった後半の妖しげなエスニック・コーラスもフィーチャーした井上薫ならではのリミックス。よりダンサブル&プリミティヴ&グラマラスに生まれ変わった!!
 「曲本来が持っていたアフリカンとも見紛うようなプリミティブなグルーヴ(ボーランというパーカッションのビート)を前面に浮き出させ、ディスコ時代由来のいわゆるリ・ミックス(ミックスし直し)をしてみました」(井上薫)
 ●山口洋(HEATWAVE)(5) ティップ・トウ - HIROSHI REMIX <オリジナル『トゥゲ・ゴ・ボーゲ』収録>
 ローナン弾き語りの名曲に、ロマンティックな男、山口洋ならではの歌心溢れるいぶし銀のギターをオーバー・ダビング。原曲のメロディの美しさがさらに際だつリミックス。
 「リミックスと云うよりは、自分でいくつかの楽器を演奏したのだけれど、ローナンの歌と「四季」について会話を交わしているような、不思議な感覚を覚えた」(山口洋)
 ●渡邊琢磨 aka COMBO PIANO(6) ルナパーク - COMBO PIANO MIX <オリジナル『ルナパーク』収録>
 10分近いドラマティックな大作「ルナパーク」を曲者コンボピアノが複雑にシュールにリミックス。原曲の形はほとんどなく、なんともモンド&ラウンジなコンボピアノ・ワールドを聴かせてくれる。
 「なんで、こんな牧歌的で、フワフワしたサウンドに..........したのかな........。Violinが弾いてた旋律のイメージ?いや、KILAってバンド名のムード? まっ、これはこれ........つーことで。」(渡邊琢磨)
 ●OLAibi(8) 夜を吹き飛ばせ - OLAibi REMIX <オリジナル『ルナパーク』収録>
 (4)と同曲だが、こちらは、OLAibiならではの自由な感性でキーラというおもちゃ箱をひっくり返して遊んでしまった感じのリミックス。摩訶不思議なパーカッシヴ・サウンドが楽しい。
 「kila。初めて聴いた時、村だと思った。村を個人的民族にしようと思ったらこうなった。
 男、女、リズム。雨、リズム、蛙。歌声。。」(OLAibi)
 ●Shinji Kano(9) レモネード・アンド・バンズ - Groove Mix <オリジナル『レモネード・アンド・バンズ』収録>
 ベース&ボーランのリズム・セクションを強調して骨太ファンク・サウンドにリミックス。キーラがいかにファンキ−なグルーヴを持つバンドであるかを実感させられるGroove Mix。
 「ベースがとてもカッコ良かったから、原曲のフォーキーな印象よりも、もっとファンキーな感じにしたかった」(Shinji Kano)
 ●ZOOBOMBS + Oto(10) 炎 - ZOO&BOMB REMIX <オリジナル『レモネード・アンド・バンズ』収録>
 キーラとズボンズがヴァーチャルにライヴ共演する奇想天外なぶっ飛びリミックス!! 前半はエレクリック・マイルスを思わせる展開から、いきなりパンク風に盛り上がる後半になだれ込む展開にはただただスカッとさせられる。
 「キーラのライブを見て、更に共演して、それ以上の良さを創りあげる事ができるのだろうか?と考えた。そこで共同プロデュースのOtoさんとボクは国分寺のモスバーガーで打ち合わせを重ね、結局ローナンにズボンズのトラックの上で「パフォーム」してもらう事にした」(ドン・マツオ)
 「僕は音楽の原始成分が大好きです。これには震えます。キーラの音楽の原始性とズボンズの音楽の原始性。僕はそこに震えたのです。リミックスの意味に関しては編集よりも抽出と捉えた」(Oto)
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