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ケルティック 能『鷹姫』とは?
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『鷹姫』あらすじ
『鷹姫』発展の歴史
梅若玄祥と『鷹姫』
ケルティック・コーラス アヌーナについて
原作者W.B.イェイツについて
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日本とケルト
能の世界的な影響
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世界最高峰のケルティック・コーラス・グループ「アヌーナ」
異界から聞こえてくるかのような、美しくも幻想的な歌声が能の世界を包み込む!



★時空間を超えた奇跡のコーラス
アヌーナのコンセプトは、「中世アイルランドの音楽を現代に蘇らせる」こと。
能の発祥と同時代か、それよりさらに古い時代の詩や音楽を、時空を超えて現代に美しく響かせます。
アイルランド中世の宗教曲や聖歌、伝承歌をベースに、グレゴリオ聖歌、ギリシャのコロス、そして現代音楽の要素まで幅広い音楽性を飲み込んだ奇跡のコーラスが、今回人間国宝・梅若玄祥と真っ正面から組み合い、能の”幽玄”を演出します。

★数々のプロジェクトで世界的に活躍!
『リバーダンス』のコーラスを担当
アヌーナは、世界的に爆発的な人気を博したダンス舞台作品『リバーダンス』に、1994年の初演をはじめワールドツアーにも参加し大きな注目を集めました。

「ケルティック・ウーマン」のシンガーを多数輩出
これもまた世界的に大規模な成功を収めている「ケルティック・ウーマン」に、アヌーナの女性リード・シンガーからこれまで5人ものメンバーが輩出されています。

オーケストラとも共演
アイルランドの国立交響楽団であるRTEシンフォニーと、ダブリンの国立音楽堂にて2度の共演を行い、リーダー、マイケル・マクグリンの作曲した楽曲を演奏しました。

世界中の名だたるコンサート・ホールで演奏
アヌーナはこれまで幾度もワールドツアーを成功させており、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホール、アムステルダムのコンセルトヘボウ、北京のナショナル・パフォーミング・アーツ・センター、上海のオリエンタル・アート・シアター、東京のすみだトリフォニーホールなど世界各国一流のホールで喝采を浴びています。

★大規模な日本ツアーや、TV出演も
過去5回の大規模な来日ツアーを成功させており、これまでに日本全国で30公演以上のコンサートを行っています。
また、日本のTV番組にも度々出演しています。

過去の主な出演番組
NHK BSプレミアム「"ケルトの風"が運ぶ癒しの歌声 〜松下奈緒 アイルランド音楽紀行〜」(2015)
NHK Eテレ「ユーミンのSUPER WOMAN 〜鶴岡真弓と訪ねる女神〜」(2012)
NHK BS1 「地球テレビ エル・ムンド」(2011)



アヌーナと日本・能



アヌーナのリーダー、マイケル・マクグリンは大の親日家で、これまでも日本とケルトの思想の類似性に着目してきました。2014年の来日ではいけばなの草月流とコラボレーションを行い、最新作『レヴェレーション』では日本の楽曲を完璧な日本語で歌っています(『もののけ姫』『さくら さくら』)。
そのパフォーマンスやステージ、表現の中にも、日本や能の思想と共通した要素が見られます。その積年の想いが、ついに今回のプロジェクト"ケルティック 能『鷹姫』"で結実します。

アヌーナの日本語による歌唱(ANUNA : Mononoke Hime)


蝋燭の演出
アヌーナはステージにおびただしい数の蝋燭を並べ、異世界を演出します。これは、薪能や蝋燭能と同じ発想です。日本でもケルトでも、火はこの世とあの世を繋ぐものと考えられています。

蝋燭を使用した、異界のようなステージ(ANUNA : Sanctus)


儀礼的ステージ
アヌーナは、もともと奉納のために行われていた能のように、自分たちのステージを儀礼的(リチュアル)なものと考えています。通常のコーラス・グループと異なり、中世ケルトをイメージした衣装に身を包み、儀礼的な動き(歌いながら歩き回る、など)を取り入れたパフォーマンスを行います。

儀式のような動き(ANUNA:Jerusalem)

自然や精霊、情念にまつわる歌
能のテーマと同じく、アヌーナが歌う楽曲の多くは自然に宿る精霊や、人々の情念といったものです。まさに能と同じ"幽玄の世界"が彼らの表現のテーマとなっています。

自然のスピリットを歌う(ANUNA:The Wild Song)
 


アヌーナとイェイツ
マイケル・マクグリンはもともとアイルランド国文学を専攻し、ケルト神話やイェイツについて研究していました。イェイツの作品に対しても造詣が深く、アヌーナとしてもイェイツの詩にマイケル・マクグリンが作曲をした楽曲を発表しています。今回も、イェイツの原作『鷹の井戸』("At the Hawk's Well")のオリジナル・テキストにマイケルが作曲した楽曲をつける試みを予定しています。