「4年ぶりのケルティック・クリスマス」
今振り返ると、ザ・チーフタンズが日本に来始めたのが1990年代の初頭、およそ30年前のことです。彼らが開いた突破口から次々とアイルランドの多様なミュージシャンが来日するようになり、一般の音楽ファンにケルト文化とは何かを説明しなくても多くの人にはアイルランドの音楽がすっかり馴染みの音になっているはずです。
しかし、一方で日本で洋楽を積極的に聞く層はあまり広がらず、以前から好きだったファンがそのまま年を取っている印象もあり、気がついたらアイリッシュ・ミュージックを確実に生で楽しめるのは毎年12月頭に開催されるケルティック・クリスマスだけになってきました。そこでCovid-19のパンデミックが起きて、ケルティック・クリスマスは3年間も休止。もう禁断症状もいいとこです。ようやく2023年に開催再開、しかも個人的にこの道の最高峰だと思っているルナサが久しぶりに来ます。今年ははじけます！

ピーター・バラカン（ブロードキャスター）

遂に、４年ぶりにケルティック・クリスマスを開催いたします！

４年ぶり。心が折れる日々でしたが、なんとしても今年はやるぞっと、覚悟を決めました。アーティストたちも来日をとても楽しみにしてくれていました。
音楽がないのは悲しいです。フェスティバルがないのはつまらないです。みんなが集まって会えないのは寂しい限りです。
さあ、ケルティック・クリスマスに集合しましょう！
今年はトラッドの原点にもどり、アイルランド超絶５人衆ルナサと、トラッドの最高峰ダーヴィッシュ、そして、アイリッシュ・ダンサーのチャンピオン戦士、ディングル出身のデイヴィッド・ギーニーがやってきます。
すみだトリフォニーの大ホールに、あの、笑み溢れる楽しさ２００％の、興奮のステージが戻ってきます。
そして、兵庫、東海、埼玉でもケルティック・クリスマスを盛大に、さらに、福井や山形、京都にも遠征、全国にケルト音楽をお届けします。
乞うご期待！
クリスマスは世界の心の故郷、アイルランドに共に旅しませんか。
夕暮れの幻想的な空に懐かしい物語が浮かび、美しいケルトの調べが響き渡るでしょう。
皆様のご来場をお待ちしております。