A Filetta "BRACANA"

ア・フィレッタ
『ブラカーナ』
地中海コルシカ島 奇跡のアカペラ

地中海コルシカ島2000年の瞑想の歌。
紀元前より様々な文化・人種が交差して現在に至る地中海に浮かぶコルシカ島で生まれた奇跡のコーラス。
30年以上の歴史を持ち、仏映画音楽の巨匠ブリュノ・クーレのサウンドトラック(『WATARIDORI』『キャラバン』『ドン・シュアン』)、演劇、オペラ、ダンスなど様々な分野でも活躍。
名実ともにコルシカを代表するアカペラ・グループ。

発売日:2010年4月11日
解説:植野和子
歌詞対訳:植野和子/伊藤恵子
VIVO-363
税抜 2500円

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プロフィール/来日情報
ア・フィレッタ
曲目リスト

1. 1901 1901年(オリジナル曲)コルシカ語
2. Dies irae 怒りの日(詞:典礼聖歌)ラテン語
3. Alilo
 アリーロ(グルジア伝統歌)グルジア語
4. Lode a Una Simpatica Zitella ロデ・アウナ・シンパティカ・ジテーラ(コルシカ伝統歌)コルシカ語
5. Benedictus ベネディクトゥス(詞:典礼文より)ラテン語
6. L'invintu Medea - Extrait リンヴード (詞:セネカ原作「メデア」の一節より)コルシカ語
7. Beati ベアーティ(詞:マタイ福音書第5章より)コルシカ語
8. U Cantu di l'acquaウ・カントゥ・ディ・ラクア(オリジナル曲)コルシカ語
9. Nan ナナ(グルジア伝統歌)グルジア語
10. Meditate メディターテ(詞:レヴィ著「これが人間か」より)コルシカ語
11. Libertata リベラーダ(オリジナル曲) コルシカ語
12. Scherzi Veranili スキルシ・ヴェラニッジ(オリジナル曲)コルシカ語
13. Cuntrastu クントラスト(コルシカ伝統歌)コルシカ語
14. Treblinka トレブリンカ(オリジナル曲)コルシカ語

内容紹介/写真/コメント等

2000年・仏グラミー賞(アカデミー・シャルル・クロ大賞)
1993, 1995年・Choc du Monde de la Musique(ル・モンド紙別冊)賞受賞
1993年・ディアパゾン・ドール(ゴールデンディアパゾン)賞受賞

●確かな歩みとポリフォニーの技量に加え、革新性、オープンな精神によって、いまやコルシカの伝統を継承する第一人者的グループのひとつとなった。(リベラシオン紙)

●「コルシカのポリフォニー」は近年、何もかもをひとくくりにする 「コンセプト」化してしまい、そのレッテルにグループとして苦しんだ時期もあった。しかし、ア・フィレッタは地元コルシカとはまた別の新たな道を選んだ。作曲家ブリュノ・クーレとの映画、気鋭の振付家シディ・ラルビ・シェルカウイとのダンス、演出家ジャン=イヴ・ラズネックとの演劇の道である。(ル・モンド紙)

●現在のコルシカのポリフォニー・グループの中でも最も素晴らしいグループ。太古から伝わるコルシカのポリフォニー音楽に新たな表現の道を切り開いた。とりわけ作曲家ブリュノ・クーレとの映画音楽の共演はそのいちばんの成果だ。(ル・ヌーヴェル・オプセルヴァトゥール誌)

●史上、最も成功したポリフォニー・グループ。(フィガロ誌)

●ア・フィレッタの声は、耳だけでなく皮膚にも語りかける。(レクスプレス誌)

●聖歌の瞑想と“地中海の”マドリガルの官能性が共存する境地へと我々を誘う。(テレラマ誌)

1978年、衰退するコルシカの口承文化遺産を守る為、当時まだ13歳だったジャン・クロード・アクアヴィヴァにより、コルシカ島の北西、バラーニュ地方にて結成。1981年から現在(2009年)までの約30年間に13枚のアルバム、5枚の映画/テレビのサウンド・トラックをリリース。彼らは、衰退するコルシカの口承文化と革新性を共存させ、伝統的な歌と新たに作曲した歌の両方をレパートリーとする。コルシカの数あるグループの中で、ポリフォニーを牽引し、同時に革新的に新たな道を切り開いたグループである。
ア・フィレッタ(A Filetta)とはコルシカ語でシダを意味する。歌はコルシカ語で唄われ、郷土に深く根ざしたグループという観点から、コルシカ島に多く植生し同じ性質をもつ植物シダの名が選ばれた。コルシカ語で「故郷を忘れるな!」という意味の、“Un ti scorda di a filetta !”(シダを忘れるな!)というコルシカ独自の表現からインスパイアされている。
演劇、オペラ、ダンス、テレビ等様々な芸術分野とのコラボレーションを活発に行っている。97年には演劇監督ジャン=イヴ・ラズネック『メディア』公演に参加。98年から2002年には、現代のフランス映画音楽作曲家の第一人者、ブリュノ・クーレの映画10作に参加。『ドン・ジュアン』(98)、『キャラバン』(99)(ゴールデンディスク、セザール最優秀映画音楽賞受賞)、「Wataridori」(2003)など。2004年には、国際的に活躍する気鋭の舞踏家シディ・ラルビ・シェルカウイの振付けによるモンテカルロ・バレエ団の公演"In Memoriam"に参加。2007年にもシェルカウイ振り付けによる作品"Apodcrifu"でコラボレーションを行った。