大阪公演レポート
いや〜よかったです。シャロンの大阪でのコンサート。
休憩をはさんだ2部構成で、両セットともとても充実してました。
1部ではジムのソロ(これがロマンチックで泣けました!)のあと、新作のタイトルチューン、「ダイアモンドマウンテン」も感動的でしたが、やはりシャロンの最大の持ち味はエッジのきいた楽しいダンス曲群。とにかくめちゃくちゃ楽しい気持ちにさせてくれます。またボニー・マリガン(クールフィンっぽい!ドーナルのアレンジだから当然か)など4フィドルの曲ものりのりで、いや〜楽しかった!
2部もすごい。ルナサもやっている、そしてシャロンのギグでは必ず演奏さ
れるRathlin Island & sporting Paddyなど聞いていると、いや、ほんとうにシャロンの今のこのバンドで来日が決まってよかった!とつくづく思うのでした。思えばシャロンのバンドはいろんな人が参加し、一時はスティーブ・クーニー、モイア・ブレナック、トレヴァー・ハッチンソンというアイルランドで考えられる最強のメンバーがいたときもありますが、今のバンドこそシャロンの本来の持ち味を最大にいかしきれているように思うのです。
そして圧巻は2部の最後のほうに演奏されたPhil Cunningham Set。スコットランドの天才アコーディオン奏者の曲ですが、この曲を演奏するシャロンの圧倒的なリズム感!!最高!彼女は本当に生まれながらのミュージシャンなんだと思います。
最後に会場満員のお客さん、全員総立ち状態。シャロンも楽しかったようです。本当にすごく楽しそうに演奏してました。シャロンはステージから「みんな、だいすき」と一生懸命日本語で言ってました。
最後の最後にやったMouth of tobiqueの楽しいこと! いや〜すごい、すごい。
しかし、まぁ、ジムのギターは本当に師匠ゆずりというかスティーブ影響がみえかくれしますね。NYでみたときよりドラムがない分、リズム面でのジムの活躍ぶりはすごいです。とくにポルカをやるとスティーブっぽい。彼は本当にみるたびにうまくなる。
そしてNYでみるより、みんなずっとずっと楽しそうに演奏してました。やっぱり日本って特別な場所なのかもしれません。まぁ道あるいてても言葉通じないしなぁ。
セットリストは下記のとおり。
*Set 1
Reel Beatrice/Danish Tune
Magic Foot
Bonnie Mulligans
Diamond Mountain
Fitz(??)
Hounds of Letterfrack
Kane sisters
Jim solo
Polkas |
*Set 2
Bungee Jumpers
Sandy River Blle
Aidres De Ponte...
Mary Solo
Rathlin Island & Sporting Paddy
Blackbird
Phil Cunningham Set
A Costa de Galicia
The Penguin(正式名称あり) |
*Encore
Cats(bags of cats??)
The mouth of Tobique
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さて、ライブが終わると会場でCDをご購入のお客様を対象にサイン会を行いました。あまりにたくさんのお客様で、最後のほうの人はすごく長く待ってもらっちゃうことになりましたが、ファンの皆さんにお会いできてメンバー全員うれしかったようです。
ところで、背の高いケーンシスターズとチビのシャノン姉妹。ケーン・シスターズは、なんと4人姉妹で、全員背が高いんだけど、一番下の子はイボンヌよりもノッポだそう。
<The Music Plant 野崎洋子>
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