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[オールド・ジャズ&ブルース]meets[ヨーロピアン・キャバレー]
アンニュイでスタイリッシュな "モリアーティ" の迷宮世界へようこそ。

モリアーティ5兄妹による、架空のロード・ムービー・ミュージック。「ジャック・ケルアック(小説「路上」)と「デヴィッド・リンチ」のフレーバーをブレンドした独自の世界。トム・ウエイツやキャレキシコ、ベイルートの世界にも通じる、レトロでビターなモリアーティ、日本上陸!

モリアーティとは−−−
どこの国の音楽なのか、いつの時代なのか。

モリアーティの音楽はひとことで言うと、「1930年代頃のアメリカの中西部、南部の片田舎から、あるいは、ヨーロッパの色褪せたキャバレーから抜け出たような音楽」である。

アメリカン・ルーツ&カントリー、戦前のブルース&ジャズ、アイリッシュ・トラッド、クルト・ワイル的キャバレー音楽を、歌とアコースティック楽器で演奏する。そういうバンドは他にもありそうだけど、そんな音楽に彼らの愛する「不思議の国アリス」「オスカー・ワイルド」「フラワー・ムーヴメント」「デヴィッド・リンチ」の世界も加わっているから、モリアーティは唯一無二の奇妙な魔力に満ちているのだ。しかも、数千人の大ホールでも、まるで路上演奏のように親密に奏でるというチャーミングなバンドだ。

もうひとつ、モリアーティの音楽を特徴づけているのは、彼らが作り話を愛し、創造することだ。

メンバーは、歌姫1人に兄弟4人、アメリカ、ペルー、ベトナム、フランス系など雑多な国籍背景を持つ5人組にシカの頭。
バンド名がビート・ジェネレイションのバイブル、ジャック・ケルアック著の「路上」の主人公名から、そして「シャーロックホームズ」に登場する悪の天才モリアーティに因んで付けられてことからも想像されるように、さらに、メンバー全員(スタッフも)がモリアーティ姓だったり、剥製のシカをメンバーとして常にステージに同行させたり、アルバムのブックレットに深遠な謎解きをしかけたり、と、人を食ったような洒落っ気を見せる。
モリアーティは、謎めいた話を夜な夜な語る小楽団なのだ。

旅する架空のバンド、モリアーティの世界にようこそ。

モリアーティ 1stアルバム
『不思議の国のモリアーティ』

2009年3月15日発売
VIVO-243 税込2730円
解説:渡辺亨/歌詞対訳:新谷洋子

ヨーロッパで大人気
2000年に結成。2008年にフランスでリリースしたデビュー・アルバムがゴールド・ディスクを獲得。
バンド結成以来、約10年間、コンサート・ホール、バーとクラブなどはもちろん、刑務所、精神病院、フランス国営テレビ放送、トスカナの廃墟城、大西洋を横断する船、夜行列車、パリの路地裏、風変わりな場所までありとあらゆるところでライブ活動を行ってきた。フランスはもとより、イギリス、スペイン、ドイツ、最近はアメリカにもツアー敢行。
モリアーティの世界