■大ホール 18:00〜


聴く者の魂を鷲掴みにするオンリー・ワンの歌声
浜田真理子(ヴォーカル)
ゲスト:喜多直毅(ヴァイオリン)、黒田京子(ピアノ)

人間の心の奥底を揺さぶる、唯一無二のシンガーソングライター!
この夜は特別トリオ編成で、ジャジーな楽曲にもチャレンジ!



プロデューサー久保田麻琴さんによる熱い推薦コメント!!

浜田真理子さんの 音源制作を行うようになって1年半がたった。そんなスタッフ2年生として、彼女の歌の魅力を書いてみよう。

浜田真理子のコンサートの魅力は端的に言って、声だと思う。音楽性は唯一無二の個性であることは言うまでもないが、なんといってもオーディエンスの心に深く届くあの真っ直ぐな声だろう。心の芯から全くフィルターのないようなスピード感で人に届くあの歌声。その声は、うまく歌おうとか、どの道を辿ろうとか、どこに向かおうとか、そんな思惑を全く感じさせないようなストレートさ。日本語だろうが、英語だろうが、引っ掛かりなく発せられるので、聴くものの心に深く届くのだ。ある意味、そのストレートさとスピーディさは、キャラこそ違え宗教歌や神歌、ジャズのルーツであるブルーズなどにも通じるのだと思う。

初めて彼女の住む松江を訪れて感じたのは、浜田真理子の歌にも似たシンプルで品のある雰囲気だった。湖のある城下町でお茶文化の町だという。以前は宅急便配達の人たちにも、玄関でお茶と菓子が振舞われたらしい。コミュニケーションや噂話を大事にする、そんな親密性も浜田真理子の歌にはあるのだろう。一人ひとりの心に向けて話しかけるような。音楽性で言えば、喫茶店やピアノラウンジを経営する家族のバックグラウンドも得難い。ジュークボックスの音やピアノ演奏で育ったわけだ。そのピアノはラウンジのお客さんの歌のバックをする生オケともなった。全てが親密で濃密、そして豊かだ。
そんなビンテージな空気感は彼女のライブでも多いに発揮される。ジャズ・スタンダードかと思えば、美空ひばり、カンツォーネかと思えばカントリー。そんなバックグラウンドに反発してアンチ・ポップミュージックだった頃もあるというのが微笑ましい。OL勤めをしながら、プログレなインディーズ仲間と練り上げた名作、あの黒い”MARIKO”の制作時がそんな時期だったのだろう。
あれから20年、その個性は全く衰えることなく、ますます太い幹として育っているようだ。全く頼もしい限り。

久保田麻琴



浜田真理子 ライブ映像


アルバム「Town Girl Blue」(久保田真琴プロデュース)トレーラー








浜田真理子(Vocal)
檜山学(Accordion)
加瀬達(Bass)

浜田真理子 公式ホームページ
http://www.hamadamariko.com/



喜多直毅、黒田京子がゲスト参加!

2017年12月、久保田麻琴presents "Life is a Movie"というイベントで、喜多直毅&黒田京子デュオに浜田真理子さんがゲスト出演し、初共演を果たしました。今回は、それ以来の両者の共演となります。喜多さんと黒田さんの生み出す映像的かつ人間の心理を抉るようなサウンドが、浜田さんの歌の世界をさらに広げます!ご期待下さい!

喜多直毅(ヴァイオリン)
黒田京子(ピアノ)
※小ホール『アフタヌーン・サロン・ジャズ』にも出演します!
(株)プランクトン info@plankton.co.jp