Tchavolo Snhmitt "Seven Gypsy Nights"

チャボロ・シュミット
『セブン・ジプシー・ナイツ

華麗!! 超絶!! 骨太!! ソウルフル!!マヌーシュ・スウィングの真打ち、チャボロの魂のギターはますます絶好調!! 相棒コステルのジャズ・ヴァイオリンをフィーチャー。

ギターの弦の上を走るチャボロの指は、自由に羽ばたく鳥のようだ。(トニー・ガトリフ/映画監督)

VIVO-242
解説:松本 學
税抜2,500円
発売日:2008年4月6日

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プロフィール/来日情報

チャボロ・シュミット

曲目リスト

01. 12年目 Twelfth year (Django Reinhardt)
02. イット・ハド・トゥ・ビー・ユー It had to be you (Isham Jones)
03. 人生 Dans la vie (Pierre Louiguy / Andr Tabet)
04. バット・ノット・フォー・ミー But not for me (George & Ira Gershwin)
05. 真夜中のジュリア Julia at midnight (Tchavolo Schmitt)
06.リヨラ・ボッサ Lyola bossa (Tchavolo Schmitt)
07. スウィング48 Swing 48 (Django Reinhardt)
08. 夢の館 Manoir de mes rves (Django Reinhardt)
09. 回りくどい呼び出し Appel indirect (Django Reinhardt)
10. 真夜中のポール Paul at midnight (Tchavolo Schmitt)
11. アンディサイディッド Undecided (Charle Shavers)
12. サマータイム Summertime (George Gershwin)
13. ミレ・プラル Mire pral (Mandino Reinhardt, Tchavolo Schmitt)
14. チャボロの憂鬱 Tchavolo's spleen (Giani Linkan)

内容紹介/写真/コメント等

<参加ミュージシャン>
チャボロ・シュミット Tchavolo Schmitt (ギター)
コステル・ニテスク Costel Nitescu (ヴァイオリン)
マヨ・ユベール Mayo Hubert (リズム・ギター)
クロディウス・デュポン Claudius Dupont (コントラバス)
ジアニ・リンカン Giani Lincan (ツィンバロム)


今作『セブン・ジプシー・ナイツ』は、これまでのアルバムと同様、またもや最高のプレイが並んだ。グルーヴ感やヴァラエティさから、チャボロの最高傑作と言ってもよいだろう。チャボロのギター・プレイをはじめ、ゴキゲンに刻まれるギターの伴奏の上を、ヴァイオリンが歌い、ツィンバロムが遊ぶ彼らの世界の魅力は抜群で、このリズムと色彩の愉悦に抗うことなど出来ようもない。
また、本作では、前作『ルーチャ』で登場したコステル・ニテスクをより一層フロントに押し出しており、まさにジャンゴとグラッペリのコラボを彷彿させるスタイルを採っている。ルーマニア生まれのコステルは、クラシックも学んでおり、わずか16歳でブダペスト放送管弦楽団のジプシー部門の第1ヴァイオリン奏者に就いた逸材。ジャンゴがグラッペリと共にQHCEで完成させたマヌーシュ・スウィングが、チャボロとコステルによって発展・深化してゆく……なんてことを考えただけでもわくわくするのは筆者だけではあるまい。
松本 學(ライナーより)


●収録曲メモ(解説より抜粋)

01)12年目(ジャンゴ・ラインハルト作曲)
典型的なマヌーシュ・スウィング。

02)イット・ハド・トゥ・ビー・ユー
(アイシャム・ジョーンズ作曲)
1924年発表されたジャズ・スタンダード。

03)人生(ピエール・ルイギ作曲)
エディット・ピアフのために多くの曲を書いたルイギの作。

04)バット・ノット・フォー・ミー
(ジョージ・ガーシュウィン作曲)
1930年作。ミュージカル《ガール・クレイジー》の中の1曲。

05)真夜中のジュリア(チャボロ・シュミット作曲)
チャボロのオリジナル。(10)とほぼ同じ曲。

06)リヨラ・ボッサ(チャボロ・シュミット作曲)
ツィンバロムのドラマティックで印象的な序奏で始まる。

07)スウィング48(ジャンゴ・ラインハルト作曲)
39、41、42、48の4曲ある《スウィング》シリーズのひとつ。

08)夢の館(ジャンゴ・ラインハルト作曲)
ジャンゴ&ロスタンとの録音に比べ、ヴァイオリンの艶やかさゆえか、よりムーディな味わいになっている。

09)回りくどい呼び出し(ジャンゴ・ラインハルト作曲)
コミカルとでも言いたくなるツィンバロムとギターのユニゾンのオープニング。グルーヴ感溢れるソロの応酬に興奮必至。

10)真夜中のポール(チャボロ・シュミット作曲)
チャボロのギター・ソロ。曲の終わりでのピアニッシモのアルペッジョも繊細のきわみ。

11)アンディサイディッド(チャーリー・シェイヴァーズ作曲)
チャーリー・シェイヴァーズはトランペット奏者。スウィングの名手として名を馳せた。

12)サマータイム(ジョージ・ガーシュウィン作曲)
ガーシュウィンの黒人オペラ《ポーギーとベス》からの傑作ピース。

13)ミレ・プラル
(マンディーノ・ラインハルト、チャボロ・シュミット作曲)
『僕のスウィング』に収録された、この映画を代表する作品。

14)チャボロの憂鬱(ジアニ・リンカン作曲)
アルバム最後はツィンバロム・ソロで締め括られる。